トイレトレーニングの進め方

トイレトレーニングのタイミング

トイレトレーニングは、ママにとって重い課題です。
特に新米ママにとっては、未知の世界でしょう。
けれども、ここで子供の立場で考えてみてください。
新米ママと同じように、子供にとってもトイレトレーニングは未知の世界です。

その世界に引っ張っていく担い手は何と言ってもママでしょう。
ママは子供にとってトイレトレーニングの良いタイミングを見逃さない様にしたいものです。

一般的に言われているトイレトレーニングの良いタイミングのサインは「自力で歩ける」「言葉を理解し、少しおしゃべりができる」「おしっこの間隔が2時間程度あく」ということが挙げられます。
「自力で歩ける」のは、脳が発達したからです。
脳が発達していれば、膀胱におしっこがたまったという感覚がわかるはずでしょう。

そして、「言葉を理解し、少しおしゃべりができる」のであれば「おしっこしたい、」ということをママに言えるでしょう。
また、「おしっこの間隔が2時間程度あく」ということは、ある程度の時間、おしっこを膀胱にためておけるようになったということなのです。
こういったタイミングを逃さずにトイレトレーニングを始めてみると良いかもしれません。

トイレトレーニングの時期は?


一般的にトイレトレーニングの時期というと、2~3歳にスタートが良いようです。
まれに1歳半から始める場合もありますが、早ければ良いということではありません。
意思疎通が出来ないうちに始めても、親子共々ストレスになってしまいますので、我が子の様子を見て、上記に示したようなタイミングで始めると良いです。

一番良くないのは、人と比べる事でしょう。
ママ友の子が始めたからと言って、マネすることはありません。
その子にとって一番いい時期を待ってあげられると親子共々、良いことです。

トイレトレーニングの進め方について

2歳位になっても、子供は大人と違いますから、トイレが何であるか、何をする場所なのかも知りません。
だから、親が教えてあげましょう。

トイレについて教えてあげるには、絵本があります。
トイレトレー二ングに関する絵本は多く出版されているので、トイレトレーニングのタイミングを感じたら本やさんの絵本コーナーに行って見ると良いでしょう。
また、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、パパやママが用を足す様子を見せてあげるのも良い方法です。

そして、オムツ換えの時に「おしっこでたね。」とか「うんちでたね。」とか言葉にだし、おしっこやうんちを教えてあげるのです。
このようにして、子供にトイレへの興味を促すのがトイレトレーニングの第一歩でしょう。

そして、子供がトイレに興味を持ち、行くことを嫌がらなくなったら、思い切ってトイレに誘って便座に座らせてみましょう。
この時は出なくでも良いのです。
こうやって、用をたすのだと子供に分かってもらいましょう。
その際、子供のお尻に合うような補助便座を買っておくと子供は恐怖感なく便座に座れるようになります。

そのうちに子供が落ち着かない様子でトイレのタイミングのしぐさをするようになりますから、うまくトイレに誘います。
すぐには成功できないものですが、成功したらうんと褒めて子供に自信を持たせることが大事です。
そうこうしているうちに、子供はいつの間にかトイレで用を足すようになるでしょう。