プレママが仕事を続けるポイントは?

妊娠中に働きやすくするための注意点

妊娠後も、産休までは仕事を続けるという人も多いですね。
しかし妊娠中の体は、とてもデリケートです。
妊娠前なら平気だった作業も、プレママになるとつらいことや、お腹の赤ちゃんにとって危険なことがあります。

プレママが働く上で、避けた方がいい作業や、気をつけるべき点を確認しておきましょう。

まず、職場でのトラブルを避けるために、早めに妊娠したことを報告することが大切です。
つわりで吐き気がするなど、体調が悪くなることがあります。同僚や上司から理解してもらうためにも、早目に報告しましょう。

上司に報告するときには、妊娠したのでつわりで業務に支障があるかもしれないことに加え、出産予定日、産休・育休についての希望も伝えておくと、スムーズに休暇が取りやすくなります。

また、上司に事前に、つわり対策として勤務中にアメやガムを食べてもよいか確認し、許可をもらっておきましょう。
職場の匂いで、胸がムカムカすることもあります。
マスクや、スーッとするアロマを付けたハンカチなどを用意しておくと便利です。

転びやすい職場、重い物を頻繁に持ち上げるなどの力仕事や長時間勤務、夜勤がある仕事など心身の負担が大きな業務を担当している場合は、配置転換や別の業務を担当できないか上司に相談することをおすすめします。

職場で気をつけること

オフィスでは、冷房や暖房が効きすぎることがあります。
特に冷房が強いと、体が冷えるのでよくありません。
カーディガンなど上から羽織れるものやひざ掛けを用意して、冷え対策を行いましょう。

長時間同じ姿勢を続けるのも体によくありません。
事務仕事で座りっぱなしの人は、定期的に歩くなど体を動かして血行をよくしましょう。

仕事が忙しいからといって、お腹が張っていたり、出血があったりしたのに放っておくと、大変なことになる危険があります。
異変を感じたら、すぐに病院に行きましょう。
仕事も大切ですが、妊娠さんにとって何よりも重要なことは、無事に赤ちゃんを出産することです。
そのためにも無理をしたり、一人だけで我慢したりするのは辞めましょう。
職場の同僚や先輩で、すでに出産経験がある人とコミュニケーションをとって、相談してみてはいかかでしょうか。

そしてでききるかぎり、通勤ラッシュを避けましょう。
ぎゅうぎゅう詰めの満員電車は、プレママにとって大きな負担になります。
ふだんより通勤時間を早めたり、遅らせたりして極力ラッシュ時の電車に乗るのを避けてください。
妊娠中は通勤時間の制限を緩める制度を設けている職場もあります。
通勤時間をずらせるかどうか、上司に相談することをおすすめします。

妊娠は病気ではないといわれても、お腹に赤ちゃんがいる状態で働くのはさまざまな不安があります。
過剰に神経質になる必要はありませんが、無理は禁物です。
お医者さんの指示を守って、自分の体調を考えながら無理せずに働くよう心がけましょう。