6つの習慣で妊活美人を目指す!

不妊で悩む女性が増加傾向

最近良く聞くのは「妊活」という言葉です。
それだけ、様々なメディアに取り上げられ、婚活と同様に周囲に隠さずに励んでいるカップルも増えているのでしょう。

最近は第1子を出産する女性の5人に1人は35歳以上となっていますので、昔でいうと「高齢出産」の傾向です。
晩婚化の影響もあるでしょうし、高年齢によって妊娠しやすくするホルモン、黄体ホルモンの分泌が減っているということも考えられ、卵子の質の低下も考えられます。
また、20代でも不妊に悩む人はいるようですから、体内環境も大きな関係があるのではないかと言われているのです。

妊娠しやすい体作りをしよう

妊娠するには体内年齢を若く保つことが大事ですから、妊活美人を目指しましょう。
具体的には下記に掲げるような習慣作りが必要です。

まずは基礎体温をつけることです。
基礎体温は、朝起き上がる前に、布団の中で専用の体温計を用いて測定する体温のことを言います。
体温の上がり下がりを、折れ線グラフで示すことで月経周期がわかるのです。
とはいえ、冷え性やダイエット、ストレスなどで、体温の変化の乱れがある人もいますので、とりあえず3ヵ月くらいは測ってみて自分の周期を知ると良いでしょう。

次に、体を温めることで「黄体ホルモン」の分泌を促すようにします。
「黄体ホルモン」は妊娠しやすく、流産しにくい体を作ってくれるありがたいものです。
冷えによる血行不良が起こるとこの「黄体ホルモン」の分泌に悪影響ですから、冷えを防ぎ、体を温めるようにしましょう。

また、血行促進のためにも軽い運動が必要です。
ストレッチやウォーキングなど、無理のない程度の運動を取り入れるようにすると血行が良くなり、冷え防止にもなります。

偏食やダイエットも禁物です。
体を正常に動かす妨げになるのは、ダイエットや好き嫌いによる偏食でしょう。
栄養低下だけでなく、ホルモンや子宮などを含む様々な体の機能を低下させてしまうので危険です。

それに、ダイエット等で栄養が不足すると冷えも生じますので、そうならないために体を温める薬味や根菜を使った食事や赤い野菜、お肉や魚を温かい状態で食べると良いでしょう。
また、体の老化防止に、ビタミンCやポリフェノールなど、“抗酸化作用”のある食品も取り入れると体内環境が良くなります。

骨盤付近の血流が良くなるためにはマッサージも効果的です。
全身の血流が良くなり、子宮や卵巣の機能を向上させることができますし、血流がよくなることでよく眠れるようになりますから、睡眠不足やストレス解消にも繋がります。

ストレスも大敵ですから、軽減したいものです。
ストレスは自律神経のバランスを乱れさせて月経不順を招きますから、ホルモンバランスを崩してしまいます。
それだけでなく、血行不良を起こしますから冷えも生じやすくなって、妊娠しにくい体を作ってしまうのです。
悩みや困ったことがあったら、相談できるような環境作りも健全な妊娠のためには必要でしょう。